真の家庭づくりを目指す「ファミリーサポート初級カウンセラー研修会」

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報告：伝道教育局　伝道部長　阿部美樹

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　四月二十二日から二十五日、「ファミリーサポート初級カウンセラー研修会」（東日本）が宮崎台研修センター（神奈川県川崎市）で開催されました。第一地区から六地区を擁する東日本を中心として伝道教育、家庭教育などを担当する五十六人のスタッフが参加しました。

　全国的に展開されている「原理教室」を通して、「み言力」を高めるとともに、カウンセリング能力、コミュニケーション能力などの「関係性能力」を高めることが大切です。昨年から伝道教育局、家庭教育局が協力し、カウンセリング研修会を開催してきました。

ﾂ黴€　昨年は五月十六日から十八日、七月十六日から十八日の二回開催し、臨床心理士の先生がたからの専門的な講義、伝道教育局と家庭教育局からの信仰指導と牧会指導がありました。継続的な開催を希望する声も多く頂き、「ファミリーサポートカウンセラー」の養成講座として再出発しました。

ﾂ黴€　「神と我の関係」を中心とした個人信仰時代から、祝福家庭としての家庭信仰時代となりました。さらに、氏族的メシヤとしての氏族や地域との関係性が問われる時代でもあります。このような時にあって、生活指導、関係性指導を充実させていくためには、カウンセリング能力向上は不可欠です。

ﾂ黴€　講師は、『氏族伝道の心理学』（光言社刊）の著者で臨床心理士の大知勇治先生です。み言と心理学の両面から心の状態と現状を分析し、真の家庭づくりのために、氏族的メシヤ勝利のために、深く広く語られる講義に、感動、驚き、そして共感といった反応が多くありました。

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【参加者の感想】

■伝道教育スタッフ（男性）

　第一講座から頭をガーンと打たれたような衝撃を受けました。カウンセリングの基本として「他者を責めない」「ダメ出ししない」とありましたが、自分の課題でもあるので印象に残りました。特に、「怒り」に関する深い解説はよく理解できましたし、反省させられました。

　今まで整理されなかったことがよく整理され、今後の生活およびカウンセリング、人間関係に生かしていきたいと思います。

　二日間を通して、祝福家庭が目指すところが具体的に見えてきて、今の摂理とも重なり、貴重な学びの時間であったと感謝します。私も含め現場のメンバーは、「原理」についてはよく学びますが、このような心理学的な専門分野からの指導は受けていません。この内容を全ての祝福家庭が学び、「原理」をより正しく実践できるようになれば、もっと多くの証しが生まれて、伝道も摂理も進展していくのではないかと感じました。

ﾂ黴€　大知先生が、その幅広い知識と経験をもとに、ポイントを突いて指導してくださったので、これを身につけていけるように、日々の生活の中で努力していきます。

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