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「原理講師」を目指して教会が変わった!

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原理教室報告

原理教室担当 望月清乃

 二〇一一年の二月に赴任されたとき、李倉培(イ・チャンベ)・静岡教区長は、「神様のみ言は『原理』が主体である」「『原理』を知らずにはみ旨もなされないし、個性も完成できない」「『原理』のみ言教育こそ第一である」と語られ、一年を出発しました。

 そして、本部から多田聰夫教育部長をお迎えして原理チャート教室が始まりました。李倉培教区長の願いは、全食口の質(心情のレベル)の向上であり、年内に初級原理講師合格者百二十人と中級原理講師合格者七十人の基台を立てることでした。

 三月から五月に初級セミナーと各部署での原理教室を開き、七月末には百二十人の初級合格者の基台ができました。そして、中級も六月から八月にセミナーと二十回のチャート教室がスタートしました。

 これは教会全体の取り組みとして進め、まず婦人たちが多く参加しました。最初は言われて参加した人がほとんどだと思います。「良かった」という声がある一方で、「今さらチャート?」「今さら原理?」「忙しくて」など、さまざまな反応がありました。多くの人に出てもらうためにスタッフを立てて、教室を一週間に十か所設け、全員がどこかで学べるようにしました。

 初級、中級においては徹底してみ言の背後にある神様の心情を感じること、そしてみ言訓読の大切さを学んでいきました。「原理」のみ言訓読を通して、今まで感じることのできなかった神様の心情が伝わってきて嗚咽する人や、これまであまりにも外的に走ってきたことに気づいてショックを覚えた人もいました。また、人生全てに神様が限りない愛を与えてくださっていたことを心の深い所で感じた人も多くいました。

 十二月末には目標の中級合格者七十人の基台ができました。中級の試験では、声も小さくて頼りなく自信なさそうだった食口たちが、凛とした声で神様のみ言を堂々と語る姿は、とても美しく輝いていました。

 十月からは本部の上級セミナーにスタッフの中から五人が参加しています。初級、中級で培った神様との出会いを土台に、原理訓読チャート講義にも意欲的に学んでいます。

 一月十一日、本部の多田教育部長をお招きして中級「総序」の解説講義一日修練会を行い、四十五人が参加しました。これは、受身の立場から神様の心情を悟って語る、原理チャート教室の大革命と言っても過言ではないくらいに飛躍的な感動がありました。

 二〇一二年の目標は、上級認定合格者が二十一人、中級原理訓読チャート講師合格者が百二十人です。また、「総序」の講義ができるようになった四十五人を、創造原理、堕落論と最後まで講義できるように教育していきます。

 何よりも、食口たちがみ言を主体として自分自身を見つめることができるようになったと言えます。「皆が講師となって『原理』を伝えなさい」と熱く願われる神様と真の父母様に、そのごとくになって喜びをお返しできるよう全力を尽くしたいと思います。

 


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Category: 特集