「自叙伝家庭書写集会」を通して恩恵が広がる！

Check

[`livedoor` not found]

Tweet

埼玉教区川越教会伝道教育部長　小野寺裕

■２年前から始めた「自叙伝書写」が定着

　埼玉教区川越教会では二年前から「自叙伝書写」に取り組んでいます。文鮮明自叙伝『平和を愛する世界人として』を渡した人に対して、み言を紹介するきっかけにすることを目的に始めました。

■「自己伝道」の徹底から伝道が活性化

　二〇一二年二月に小澤秀幸教会長が着任し、自叙伝書写とともに、教会長が講師を務める「原理復興会」（月に二度、日曜日と平日）を実施するようになりました。

　そのためにまず、教会長は教会員教育として『原理講論要約訓読チャート一時間用』から始まる百回訓読を奨励しています。伝道とはただ単に相手に伝えるという伝達にとどまらず、自分自身が「原理」で復興した波動をもって取り組むことが大切だからです。

　また、自叙伝書写においても人に紹介するだけではなく、教会員自身による実践を徹底していくことで、家族書写も定着するようになりました。

　み言の実体化・生活化を成し、夫婦・親子が一つになって神様に侍る生活をすることが、天一国に入籍する上でとても大切と指導してきました。

　そのような「自己伝道」を進める中で、毎月行われる「書写大会」と「原理復興会」には、新しい参加者が途切れることがありません。

　さらに、定期的な原理復興会を土台に、「原理一日セミナー」を開催し、これまで復興会に参加したかたがより深く学ぶ機会を提供しています。

ﾂ黴€

■「自叙伝書写ファミリーフェスティバル」の開催

　八月と十一月、氏族的メシヤ活動を推進するため、奉納伝授式をファミリーフェスティバルの形式で開催しました。

　三部構成で行われ、一部は、小・中学生を中心とした天父報恩鼓の演舞、ピアノ演奏、聖歌隊の合唱などがあり、二部は浅川先生の講話をメーンとした奉納伝授式、三部はお楽しみ抽選会と全体合唱を行いました。

　久しぶりに開催したファミリーフェスティバルだったこともあり、「この日を楽しみにしていた」という声が多く聞かれました。特に、三世代で参加した家庭が多かったのが特徴でした。

■10月15日から「毎日５人の書写会員」を獲得

　小澤教会長の指導で、基元節に天にささげる精誠の証しとして「川越書写会員千人」という目標を掲げました。十月十五日から毎日五人以上の新規会員を獲得し続け、現在七百三十人を超えました。

　同時に、信仰の喜び、恩恵が家庭に根づくようにするために、「一斉家庭書写集会」（同じ日に各地で同時開催）を実施しました。十月は二十一か所、十一月は二十七か所と、地域ごとの会員の家に氏族や知人、地域のかたがたを誘いました。新しく参加する人がいない場合には、当日に家の周囲にもう一度声をかけてから始めました。

　各集会をまとめる座長は、あらかじめ浅川先生の生活講座を勉強してから臨みます。

「ふるさと」の斉唱から始まって講話、書写実践、瞑想と全て流れをＤＶＤに収めて、それに従って誰でもできるようにしました。その後は、持ち寄った料理やお菓子などを囲みながら恩恵交換の場を持っています。

　「さまざまなかたの話を聞くことができ、本当に自信を持って書写を続けられるようになりました」「真心の込もった料理を囲みながら、とても楽しく、心に残る時間となりました」などの感想も聞かれ、深い心情交流の場となりました。今後もこの恩恵の輪に多くのかたが参加できるようにしていきたいと思います。

ﾂ黴€

【書写の感想】

●夫婦の情が深まった

　書写を通して、言葉（挨拶）と笑顔の大切さを学び、実践しています。毎朝、送り出す夫に最高の笑顔でスキンシップをすると、夫も笑顔で応えてくれます。ある朝、夫が家にいて私が出勤しようとしていたら、夫が、日頃私がしているように私にしてくれました。

幸せな気持ちが込み上げてきました。

ﾂ黴€

●市内有数の進学校に合格！

　中三になった頃に入りたいと思った高校は、自分の成績ではとても行けそうにない高校でした。その影響もあってか、いつも心がイライラしていて落ち着きませんでした。ところが書写を始めてから心が落ち着き、自分でも分かるほど集中力が増してきました。おかげで市内有数の進学校に合格できました。これからも書写を続けて有意義な高校生活を送りたいと思います。

ﾂ黴€

●亡くなった母も喜んでいる

　自宅で書写会をしたその夜、亡くなった母が初めて夢に出てきてくれました。母と生前と同じように楽しく話をすることができ、本当に母が喜んでくれていることを感じました。