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誇りを持って自叙伝から伝道

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北愛知教区名古屋教会 布教所所長 大谷かおる

■「感謝の集い」や「原理大復興会」を通して伝道

 名古屋教会では原田和志教会長を中心に、布教所「名古屋フォーラム」を拠点とする伝道活動を展開しています。

 毎月八日に「感謝の集い」を開催し、プロの演奏家によるさまざまなジャンルのコンサートと、真のお父様の自叙伝『平和を愛する世界人として』をモチーフにした原田教会長による講演会を行い、家庭集会で自叙伝書写を始めたかたがたが真理を探究し、真の家庭づくりについて学ぶ場となっています。

nagoya また「原理大復興会」では、原田教会長が「祝福の意義と価値」について分かりやすく語り、真の家庭を目指して統一原理を学べるようにサポートしています。

 そのほかに毎月、「オープン礼拝」や各種講演会、野外活動を企画し、全ての受講生が復興して神様中心の価値ある人生を出発し、統一原理を学んで祝福家庭となり、真の愛を実践して喜びの人生を送れるように取り組んでいます。

スタッフが一丸となって真心を込め、受講生の育成に励んでいます。

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伝道部長 伊藤尚子

■「名古屋教会から来ました!」と宣布し、歩む

 名古屋教会は、真の父母様が三度来られたという、日本でも伝統のある教会です。原田教会長の赴任以来、「真の父母様をもう一度、名古屋教会にお迎えしたい」と、精誠祈祷会と早朝訓読会を行ってきました。

 名古屋の伝道の柱となった松本道子先生にはまだまだ及びませんが、食口は皆、自叙伝を配布しながら「世界基督教統一神霊協会、名古屋教会から来ました」とはっきり宣布して歩んでいます。そうして四百三十冊を配布する食口が増える中、自叙伝を受け取ったかたがたに、自叙伝書写を勧めるようになりました。

 すると、今までみ言を聴くのを拒否してきた娘が、自叙伝書写を気に入り、今では家族三代で取り組んでいるという家庭や、統一教会の信仰を職場の友人に証し、家庭集会での書写に誘って名古屋フォーラムに行くことが決まった人など、たくさんの証しが出てきました。

 今は「千人の自叙伝書写の集い」を目標に、家庭集会や伝道対象者の訪問を行っています。現在百十七人の新規・再復帰のかたがたが書写会員になっており、四月頃には千人の自叙伝書写の集いを計画しています。

 自叙伝書写を行っているかたがたを、毎月八日の感謝の集いに招待していますが、プロの演奏家によるコンサートが好評で、定期的にこの集いに参加し、祝福を受けられたかたもいます。

 さらに家庭集会を充実させて、受講から祝福へとつなげていきたいと思います。

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【名古屋フォーラムの受講生の証し】

●何とか祝福の子女を授かりたいという思いで祝福へ

 七年前、母から伝道されました。このとき三度目の結婚で「本当に結婚するのか、一生独身でいたほうがいいのではないか」と悩んだ末、結婚し、その後も実家の近くの教会に通いながら講義を受ける日々が、三年続きました。

 二〇一〇年、名古屋フォーラムに通うようになり、夫といちご狩りやボウリング大会などのイベントに参加しました。思い切って夫に教会の話をしましたが、普段自分の意見を言わない夫から「宗教をやるつもりはない」とはっきり言われてしまいました。

 しかし私たち夫婦には子供がいませんでした。そのため、何とか祝福の子女を授かりたいという思いで、昨年三月十八日の祝福式に「一緒に参加したい」と訴えたところ、夫が承諾してくれたのです。そのときに言われた夫の「きょうから再出発だね」の一言に感激しました。

 それから七月に済州島での成約摂理特別修練会、十二月に家庭修練会、今年に入って清

平での神様摂理史の責任分担解放圏完成宣布教育と、一年間で多くのことを学びました。真のお父様が聖和され、心配もありましたが、多くのかたに助けられ、成長できたと思います。

 夫とも今まで話せなかったことまで話せるようになり、皆さんにも「ご主人、変わったね」と言われるようになりました。

 二月からは壮年セミナーに参加するなど頑張ってくれている夫に感謝しています。

(三十代女性)

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●「純粋な心を持った夫なら、必ずみ言が分かる」

 名古屋フォーラムに通い始めて十三年、祝福を受けたいと祈り続け、何度か夫にその思いを伝えてきました。しかし一回目は祝福式の途中で怒って帰り、二回目は近眼なのに眼鏡を外して抵抗し、昨年の二〇一二年が三回目の取り組みとなりました。

 これまで「真のお父様のご存命中に必ず夫と祝福を受け、真の父母様にその姿をお見せします」と祈ってきました。しかしそれが果たせないうちにお父様が聖和され、清平での弔問で「本当に申し訳ありませんでした」と涙で悔い改めました。

 すると祝福に向かう決意が足りず、「夫は難しい人だから」と思い込んで逃げてきた自分に気づかされたのです。

 原田教会長の講義を聴くたびに、「祝福を通して神様と真の父母様に喜びをお返ししたい、もう後延ばしにできない」と強く決意し、絶対善霊となった人々の名前を分かる限り毎日読み上げると、霊界の全面協助を受けているという安心感と確信を持てるようになりました。

 すると夫に対する気持ちも変化し、要求したり、裁いたりする思いから、夫のそのままを受け入れ、愛して感謝する心情が湧くようになったのです。「純粋な心を持った夫なら、必ずみ言が分かる」という実感も持てるようになりました。

 今回も何度となく懇願し、「行くわけがない」と言われ、諦めそうになりましたが、「死生決断」を頭に浮かべ、最後は「あなたと永遠の世界でも、ずっと一緒にいたい」と心から伝えました。

 祝福式の会場で「あんなに嫌だったのに、何でここにいるのか分からない」と言う夫の向こう側に、真のお父様がいらっしゃることを感じました。どこまでも私たちの真の親であり、全てを分かって愛してくださる深いお父様の愛を感じて、涙があふれてきました。 (四十代女性)


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Category: 特集