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証し:天宙聖和式で聖体運ぶ大役

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家庭教育局の本山勝由・成和学生部長( 祝福二世) は九月十五日に挙行された「文鮮明天地人真の父母天宙聖和式」で、十二人の「奉送委員」の一人として真のお父様の聖体を納めた棺をお運びするという大役を果たしました。舞台裏のエピソードを交えながら、本人に伺いました。 (広報局)

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奉送委員に選ばれる

 聖和式の中で、黄色い礼服を着た約四十組の「護衛家庭」が中央通路の両側に整列しましたが、私たちの家庭はもともとその一組として選ばれていました。

 奉送委員は当初、韓国国内で募集されていたのですが、幾つもの条件があって該当者が不足。そこで募集対象が世界に拡大され、まず日本から候補者を募ったところ、私と石井正高・希苑教会長の二人が選ばれたのです。

moto1 奉送委員の条件は、まずは祝福二世であること。そして、家庭出発前に純潔であり、家庭出発後も離婚等のない絶対性を守ってきたこと。三つ目は、公職者であること。そのほか身長一七三センチ以上、三十歳以上、少し抽象的ですが「信仰的に模範家庭であること」という条件もあったと記憶しています。奉送委員十二人の内訳は、韓国から九人、日本から二人、米国から一人でした。

 今回着用した白い礼服はすべて新調したものです。渡韓する前に、頭の周りのサイズをはじめ、全身三十か所くらいの寸法を計り、データを韓国に送りました。

 この礼服は、当初、「聖和式が終わった後は、家宝としてそれぞれ持ち帰りなさい」と言われていました。しかし伝え聞いた話では、真のお母様が白い礼服姿の奉送委員を見て大変喜ばれ、「礼服は歴史的な記念物なので、天正宮博物館に飾りなさい」と指示された結果、全て回収されることになりました。ちょっと残念ではありますが、大変名誉なことだと思っています。

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前夜のリハーサルが難航

 奉送委員としての練習は、九月十日頃から始まりました。ソウルで公職をしているメンバーが多かったので毎日夜に集まり、清心平和ワールドセンターや天福宮などで練習しました。歩く時はどちらの足を先に出すのか、棺はどういう時に両手で持ち、どういうタイミングで横にして片手で持つかなど、細かく動きを確認して練習を繰り返しました。

moto2 文亨進世界会長、文國進(財)世界基督教統一神霊協会維持財団理事長を中心にワールドセンターでリハーサルを行ったのは、聖和式前日の十四日夜です。舞台で祭壇の準備が進む中、午後九時くらいから始まり、十五日午前一時過ぎまで続きました。

 リハーサルでは、文國進理事長から「本番では何が起こるか分からない。実際より重いもので練習したほうがいい」と提案があったのを受け、コンクリート製のおもりの上に人が横になったものを棺に見立てて運びました。実際の棺は約二六〇キロと言われていましたが、リハーサルで運んだものは二八〇キロくらいあったと思います。

 リハーサル中に子女様が特に強調しておられたのは、正しい姿勢で運ぶことと棺を水平に保つことです。特に後者については、お父様の聖体は棺の中で固定されていなかったため、棺を傾けることは決して許されなかったのです。

 また、世界中が注目する中でトラブルは絶対あってはならないので、子女様は「とにかく慎重に」ということを繰り返し指導されていました。

 ところで、最初は奉送委員十二人で棺を運んでいましたが、リハーサルをやる中で文國進理事長が私たちのようすをごらんになり、「苦しそうだが、大丈夫か。重いのではないか」と心配されました。

 私たちは率直に「かなり重いので、難しいです」と申し上げました。私たちが現場での動きに不慣れだったこともありますが、本当に重かったのです。

 すぐに文國進理事長は「人を増やしなさい」と指示されました。最終的には、舞台の階段を上り下りする時は、護衛家庭の男性六人を加え、十八人で棺を運ぶことになったのです。

 リハーサルで棺が想像以上の重さであることを知り、私は「大丈夫だろうか」と強い緊張に襲われました。さらに聖和式当日の朝起きた時、前夜の疲労が残り、腕の張りもそのままだったので、「大丈夫だろうか」と緊張の第二波が襲ってきました。

 ところが本番が始まると、棺がリハーサルの時よりも軽かったので安堵しました。ほどよい緊張感はありましたが、精神的に高揚し、肉体的疲労を強く感じることはなかったのです。

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真のお父様に注がれる熱い視線を実感

 今回最も印象に残ったのは、お父様の聖体の横で侍りながら、会場の参列者や全世界の人々からお父様に注がれる視線を肌で感じたことです。「お父様はこういう視線を浴びながら、人類の親として子女を抱き、摂理を進められたのだな」という感覚を覚えました。

 それは会場内だけではなくバスで移動する時も同様で、聖体を載せた聖和車が通り過ぎるのを沿道で見送っている食口たちが慟哭する姿や「お父様、サランヘヨー(愛しています)」と叫ぶ姿をすぐ後ろから目撃しました。

 会場でも沿道でも、食口たちはお父様の聖体が目の前を通る時に感情のクライマックスを迎えます。お父様は文字どおり和動の中心体であり、人々の感情の中心であられます。お父様の聖体の半径三メートルくらいの範囲では、食口たちがお父様に対して抱くさまざまな思いが集中して感情の渦が巻き起こり、私はその渦のど真ん中にいたのです。こうした体験は初めてでした。

 さらに言えば、真のお母様や子女様もこのような視線を浴びながら、霊的なパワーをもらうのと同時に、さまざまな使命感や責任感などのプレッシャーを、私たちの想像以上に負われているのだということも実感しました。

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何億、何十億の人の人生を変えていかれる真のお父様の生涯

 その体験の延長線上で、私はこんなことも感じました。

 二千年前、イエス様は公生涯の三年間だけでも、数多くの人々の価値観を変え、人生を変えていきました。イエス様が亡くなった後も、その教えを受け継いだ人たちが、自分の人生を投げ捨て、生命を投げ捨てたのです。イエス様に出会ったがゆえに生涯をささげた人は数えきれないほどいます。

 イエス様と比較して、真のお父様が公生涯において与えたインパクトの大きさは桁違いです。そして今後、み言を通して与えていく影響も桁違いに大きいはずです。

 今回の体験を通して、「お父様は本当に多くの人の生き方を変えてきたかたであり、今後も歴史を通して何千万、何億、何十億……の人生を変えていくかたなのだ」という感覚を強く持ちました。

 

真のお父様に注がれる熱い視線を実感

 今回最も印象に残ったのは、お父様の聖体の横で侍りながら、会場の参列者や全世界の人々からお父様に注がれる視線を肌で感じたことです。「お父様はこういう視線を浴びながら、人類の親として子女を抱き、摂理を進められたのだな」という感覚を覚えました。

 それは会場内だけではなくバスで移動する時も同様で、聖体を載せた聖和車が通り過ぎるのを沿道で見送っている食口たちが慟哭する姿や「お父様、サランヘヨー(愛しています)」と叫ぶ姿をすぐ後ろから目撃しました。

 会場でも沿道でも、食口たちはお父様の聖体が目の前を通る時に感情のクライマックスを迎えます。お父様は文字どおり和動の中心体であり、人々の感情の中心であられます。お父様の聖体の半径三メートルくらいの範囲では、食口たちがお父様に対して抱くさまざまな思いが集中して感情の渦が巻き起こり、私はその渦のど真ん中にいたのです。こうした体験は初めてでした。

 さらに言えば、真のお母様や子女様もこのような視線を浴びながら、霊的なパワーをもらうのと同時に、さまざまな使命感や責任感などのプレッシャーを、私たちの想像以上に負われているのだということも実感しました。

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何億、何十億の人の人生を変えていかれる真のお父様の生涯

 その体験の延長線上で、私はこんなことも感じました。

 二千年前、イエス様は公生涯の三年間だけでも、数多くの人々の価値観を変え、人生を変えていきました。イエス様が亡くなった後も、その教えを受け継いだ人たちが、自分の人生を投げ捨て、生命を投げ捨てたのです。イエス様に出会ったがゆえに生涯をささげた人は数えきれないほどいます。

 イエス様と比較して、真のお父様が公生涯において与えたインパクトの大きさは桁違いです。そして今後、み言を通して与えていく影響も桁違いに大きいはずです。

 今回の体験を通して、「お父様は本当に多くの人の生き方を変えてきたかたであり、今後も歴史を通して何千万、何億、何十億……の人生を変えていくかたなのだ」という感覚を強く持ちました。


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Category: 特集