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統一教会の英日家庭コラム ネオンサインがない首都の夜

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この記事は、統一教会の合同結婚式でイギリス人の方と結婚した、ロンドン在住の統一教会員、恵子ショーさんによるコラムです。

Afternoon Teaはいかが?from London

恵子ショー

 初めて夫とロンドンの夜の街を歩いた時、一つのことに気づきました。どこを見てもネオンサインがないのです。あの日本で見慣れたキラキラのネオンサインが……。私はとても不思議に思いました。ここは英国の首都なのに、なんと静かなのだろうかと。

 そこで思い切って夫に聞いてみました。「英国にはキャバレーやバーはないのですか?」。夫は私が何を言っているのか分からないようすで、「それは何ですか?」と逆に質問してくるのです。

 私が「あのぉ、美しく着飾った女性が男性を接待して、お酒を飲む所……」と説明すると、急に変な顔をして、「そんな店はSOHO(ロンドンの、いかがわしい店が立ち並ぶ一角の地名)にしかないよ」とあっけなく話を断ち切られてしまいました。

 考えてみれば、英国ではキャバレーやバーのような店もラブホテルも見かけません。もちろん皆無ではありませんが、一般的に軽蔑され、一角に集められています。

 お酒を飲みに行くパブはたくさんありますが、英国のパブは夫婦でも行けるし、土日などは家族連れで行けます。子供たちのために、庭に遊び場まで設置しているパブも多いのです。それにダーツ、スヌーカー(ビリヤードの一種)テーブルやテレビなども置いてあって、皆で楽しくゲームをしたり、フットボールを観戦したりする憩いの場でもあるのです。

 このように、なるべく夫婦で共に行動し、家族を大切にする英国人に、私は心から感動しました。さすがキリスト教の国です。私はなぜか子供の時から英国という国に憧れていたのですが、その理由が少しずつ見えてきた気がしました。表面的には確かに英国も多くの問題を抱えていますが、でもその根底にはこのようなキリスト教文化がしっかり根を張っているのです。

 そのほかにも、十年前までは、祭日と日曜日は全ての店が休業でした。最近になってやっと六時間の営業が許され、朝十時から夕方四時まで店が開くようになりました。長い歴史の間、日曜日は神にささげる日、礼拝に参加する日として尊ばれてきたのです。ですから営業をするなど、もってのほかだったのです。

 また平日でも午後六時になると、ほとんどの店が閉まり、買い物をしていても、「時間だから早く出て行ってくれ」と追い出されます。

 良く言えば、金儲けを中心に考えていない国、悪く言えば、サービス精神のない国なのでしょう。金儲けよりも、人間らしい生き方、有意義な時間の過ごし方、人生の楽しみ方を追求している民族に思えます。ですから、趣味を楽しむことに関しては、英国人は天才的であると思います。

 このような文化・伝統を発展させることができたのも、英国が本来のエバ国として神様から選ばれ、あらゆる面で祝福されてきた国であるからだと私は思います。


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Category: 特集