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統一教会平和奉仕ボランティア隊にインタビュー

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二〇一一年三月二十四日から統一教会平和奉仕ボランティア隊は始まりました。加藤さんは第二陣から宮城県石巻市で活動を開始し、間もなく一年を迎えようとしています。以下は、加藤さんにインタビューした内容と加藤さんの日記の一部です。

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 ─統一教会の若者たちが、昨年三月以降、ずっとボランティアを続けていますが、皆、どのような思いで参加しているのですか?

 

 このボランティアは、被災者を助けたいとか、被災者の役に立ちたいといった主体的な思いを持つメンバーが集まっています。ですから、キャプテンの私から何をしてほしいとか、これをしてはいけないということはほとんどありません。それぞれが考えて、ために生きようと、伸び伸び活動しています。

 兄弟姉妹たちはハードな仕事をした後、「疲れた」という言葉が出たとしても、その後、「もうやりたくない、できない」と言うメンバーはいません。

 当初、経験のないことで、未知の世界に行くようなものでしたから、何をどうするということは手探り状態でした。被災地に来て現地を見たとき、「ここが日本?」「戦後ではないか?」「本当に元どおりになるだろうか?」という感想でした。

 しかし、この被災地も神様が摂理しておられる地です。この場に来て、見て、触って、体験することは貴重なことだと思います。

 被災者のかたに「復興のためこのページは、TWJに寄せられたお便りや情報をもとに編集部が取材し、紹介するコーナーです。One Family under Godに何が必要ですか?」と尋ねると、たいがい「絆」と答えます。何もない環境なので「絆」しかない場所と言ってもいいかもしれません。

 被災地以外を見ると、家もあるし食べ物もあります。それに、名誉、地位、人間関係で悩んでいるとか恨んでいるとかあると思いますが、現地に来ると、その悩みがちっぽけなもののように感じます。外的な物は何もないので、より「絆」、心のつながりが大事と感じるのかもしれません。

 

 ─「絆」のほかに言葉で表すとしたら?

 

 「命」の大切さです。というのは、今では現地のかたとの普段の会話が、「あのお宅は何人亡くなって……」「あの橋の上で何人どうなった」「ここは孫とお父さんが……」という内容です。

 そんな話が出た後は、「それでも、生きているからよかったのよ」「命があれば何でも頑張れる」と言います。たとえ、家族を失った人であったとしても、「自分と同じようにはなってほしくないから、大切な人を守るあなたになるのよ」「震災のときはどうしていくべきか対策をしておかないとだめよ」と教えてくれます。

 

─統一教会に対して現地のかたはどのように感じていますか?

 

 当初は、非常事態でしたから、どこの団体が来ているとかあまり話題になっていませんでした。次第に、「あの元気な団体が統一教会だとは思わなかったね」「統一教会のメンバーは誰が来ても、真面目にコツコツ頑張る人たちだね、頑張らない人もいるんですか?」「統一教会というからどういうところなのかと思ったけど、普通なんですね」と言われます。

 一般のボランティアには、いろんな人がいます。出会い目的で来る人もいます。また、雑な作業をする人もいます。リフォームするための土台造りをしなければならないのに、かえって大工さんの足を引っ張るというケースもありました。また、予定どおりせずに、一日する仕事を一時間で帰ってしまう団体もありました。そうなると、別の団体が急遽入って続きをしなければなりません。

 私たちは、依頼者の願いに応えるのが仕事ですが、依頼する人も無償でやってもらっているので、難しいことを要求することはできないのです。私たちがする作業というのは、現地のボランティアセンターに赴き、仕事を頂くといったものです。人数が多ければいいというものではなく、依頼に適した人数と作業が準備されます。

 

─食事はどうしていますか?

 現地での食事は自炊です。みんなで作ります。これも、災害対策の一つと思っています。ですから、震災のためにも料理ができることは必須と言えます。どんな時でも食べなければ死んでしまいますから、そこにある物で何でも作れるようにならなければならないと考えます。

 いつまでこのボランティアが続くのか分かりません。しかし、どんな環境でも生きていく力と精神力、知恵が必要と思います。それを被災地を通して学んでいるのかもしれません。これからも、お父様が「平和メッセージ」で語られている、「自然災害を防ぎ、家庭倫理の確立や純潔を守ることを促進する平和組織『平和王国警察』と『平和王国軍』」を具体的な形にしていくために精進してまいります。

 

─ありがとうございました。


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Category: 特集