進む祝福伝道カップルセミナーを土台に祝福式へ

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報告：兵庫教区家庭教育部長　宗友芳孝

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●「今年は祝福の年にしよう！」と計画を立てる

　四月二十二日、兵庫教区で「天地人真の父母勝利解放完成開門時代既成祝福式」が挙行されました。小野正博教区長夫妻の主礼で、既成祝福十組、独身祝福七組の新郎新婦が参加しました。

　小野教区長が立てられた「今年は祝福の年にしよう！」という年間計画のもとで行われた、教区第一回の祝福式でした。祝福式のために、二回のカップルセミナーを企画。三月十一日の第二回セミナーには五十人、四月十四日の第三回セミナーには九十二人が参加し、その一週間後に今回の祝福式を迎えました。

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●「カップルセミナー」を通じて夫婦愛を育む

　東日本大震災一周年の三月十一日、神戸市内のホテルで、第二回カップルセミナーを開催しました。家庭と未来研究所所長の松本雄司先生を講師にお招きして、「ベストカップルへの道」をテーマにした夫婦参加形式のセミナーでした。四月末の祝福式に向けて婦人たちの意識も高く、五十人が参加。そのうち新しく参加したかたは三十人、夫婦で参加したかたは十一組で、一日かけて「仲の良い夫婦になる道」を学びました。

　セミナーはじゃんけんゲームで幕を明けました。初対面同士の人も多くいましたが、いろいろな人と一生懸命にじゃんけんをしている間に、すっかり打ち解けることができました。

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●「愛の手紙」を涙で交わす

　第一講座のテーマは、「夫婦が破綻する原因」と「成功の二十か条」。松本先生はユーモアを交え、分かりやすく話してくださいました。午後の講座では、男性と女性の心の違いや、相手を喜ばせる上手な話し方、愛情表現の大切さなどについて、具体的な体験談を交え、男性でも納得できるように丁寧に話してくださいました。

　講義の合間に、「この広い野原いっぱい」や「世界は二人のために」などの歌を歌うと、どの夫婦も若かった頃を思い出すのか、新鮮で素直な気持ちになれるようでした。

　最後に、具体的な愛情表現の時間となり、夫婦が互いに「愛の手紙」を書いて向かい合い、まず夫が妻に対して「愛する○○さんへ」で始まる手紙を読みました。婦人の中には涙を流しながら聞いている人もいました。続いて妻から夫に向かって「愛の手紙」が読み上げられました。照れながらもうれしそうに聞いている夫の姿が多く見られました。

　講義の後、小野教区長が挨拶に立ち、「東日本大震災から一年がたちました。昨年の紅白歌合戦では、『家族の絆』の大切さを歌う感動的な歌が多くありました。きょう学んだことを毎日の生活で生かし、素晴らしい家庭をつくっていきましょう」と激励しました。

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【カップルセミナー参加者の感想】

■松本先生のお話は正に「目から鱗」でした。お話にあった「夫婦のクオリティータイム」を少しでも多くつくりたいと思っています。次回が楽しみです。 （57歳男性）

■「昨日大げんかしたのに、きょうベストカップルセミナー」とは不思議です。講義を聴く中で互いに理解できるようになり、妻を赦せるようになり、救われました。早く子供に会いたいです。家族で食事をしながら話をしたいです。（36歳男性）

■本当に良いお話を聞かせていただき感謝します。夫の良いところを発見し、心の掃除ができました。夫に感謝していなかったことを心より悔い改めます。 （77歳女性）

■改めて今までの夫婦の在り方を考え直すきっかけになりました。知らず知らずのうちに、お互いの気持ちがすれ違ったまま生活していたなあと思いました。霊界に行く前に、夫婦が心も体も一つになれるように努力していきたいと思いました。 （51歳男性）

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●盛大な祝福式に感動！

　このようなカップルセミナーを土台として、四月二十二日に祝福式を挙行しました。当日は全ての過去を洗い清めるような小雨が降り、瀬戸内海を一望できるホテルから見る景色は、祝福式にふさわしい神秘的なものでした。

　午前中は小野教区長の講義、午後はおいしい食事とエンターテインメント（歌・天父報恩鼓・ピアノ演奏）、聖酒式、祝福式、蕩減棒儀式、祝賀ケーキとコーヒー、青年メンバーの合唱がありました。

　二十代の夫婦から九十一歳の夫婦、両親まで参加し、遠くは九州からの祝福参加者もいました。両親を念願の祝福に導き、家族全員が駆けつけて喜びに浸っている姿もありました。

　参加したかたがたは、真の父母様の愛と祝福の恩恵に包まれて感謝と感激の涙を流していました。話も弾み、いつまでもその場にいたいようでした。二〇一三年に向けてさらに祝福の恩恵を氏族、万民に拡大していきます。