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1万2000組の超宗教平和祝福式を挙行 フィリピン・ミンダナオ島
(文責・編集部)
ツ黴
天基三年天暦三月十日(陽暦三月三十一日)、フィリピン南端に位置するミンダナオ島のソルタンコダラト州で二万人を想定していた超宗教平和祝福式は、三万五千人の人波が押し寄せ、超満員となり、一万二千組の祝福家庭が誕生しました。
この祝福式は天地人真の父母様の名を満天下にとどろかせ、全ての宗教が一つとなって和合をなし、神様が生きて共になされる歴史的現場でした。
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ミンダナオはフィリピン南端に位置し、国土の三分の一に相当する、二番目に大きな島です。面積は韓国とほぼ同じ約九万四千六百三十平方キロメートル、人口は二千万人程度であり、人口の二〇パーセントをイスラム教徒が占めています。
ツ黴 今までイスラム教徒を中心としてモロ・イスラム解放戦線を構成し、政府に抵抗しながら独立闘争を継続してきました。ここでは絶え間なく紛争とテロがほしいままに行われており、政府や国連も五十年もの歳月を紛争予防と平和構築のために費やしてきました。
ツ黴 しかし、国連も、とても手が付けられず、なすすべがない場所となっていたのです。時折私たちがニュースでも聞くように、外国人が拉致されるなど治安が不安定なのです。
ツ黴 私たちが祝福行事を準備する活動期間中もあちこちで爆弾が爆発し、この上なく危険でした。このような場所で、フィリピンの兄弟たちとアジア全域から集まった食口たちが家々を訪問して原理修練会を開催し、天地人真の父母様を力強く、大胆に宣布していきました。
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このようにして、祝福式前まで原理教育を受けさせた数だけでも四万人を超えました。私たちのメンバーは生命の危険を顧みず、「死なんとする者は生きる」という覚悟で、政府と周囲の引き留める声にもかかわらず、み言を伝え、真の父母様をメシヤとして宣布していきました。そして道を歩きながらでも、バスの中ででも目を覚ましていれば訓読をしました。「訓読のみが最高の精誠であり、天が保護してくださる条件である」と考えて最善を尽くした食口たちの前に霊界が感動せざるをえず、役事せざるをえなかったのだと思います。
ツ黴 また、今回の祝福式が成功裏に行われた背後には昨年本体論教育(神様摂理史の責任分担解放圏完成宣布教育)がここ、ミンダナオだけで二千人を超えるキリスト教の牧師とイスラム教の指導者、そしてたくさんの部族らに伝播された基台があったためです。
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今回の祝福行事を迎えて、ミンダナオの三十六か都市全域で二百台を超えるバス、ワゴン車、トラック、ジープニー(地方の交通手段、乗り合いタクシー)などが押し寄せました。バスの列と、州政府の庭園と道路が完全に駐車場と化してしまった光景を見るだけでも、一つの壮大な眺めでした。これはまるで父母様がかつてサタンとの激戦に勝利されたマディソン・スクエアガーデン大会を思い起こさせるものでした。
ツ黴 ソルタンコダラト州の州政府は大会の安全と秩序維持のため、軍と警察、そして私服警官をはじめとする七百五十人余りを動員しました。それだけでなく、国際指導者会議(3月29、30日)が開催されたダバオ市からソルタンコダラト州の州政府がある祝福会場まで六時間の距離を、軍と警察を動員し護衛させて、全ての行事が一糸乱れず行われるようサポートしました。
ツ黴 このような中で、体育館に一万六千人が入って満員になり、残った一万九千人余りの人波は屋外でスクリーンを見て祝福式に参加するという、想像もできなかった光景が繰り広げられたのです。
ツ黴 また、州政府からは、三万人を超える全ての参席者たちに昼食と車両が提供されただけでなく、国際指導者会議に参席したVIPたちにも閉会式の晩餐と贈り物が提供されました。それだけでなく、州政府は私たちのメンバー百七十余人が動員を行い滞在する二か月余りの期間中、無料で寝食を提供するなど、今回の祝福式のために韓国のお金で五億ウォン以上を投資しました。また、国際指導者会議が開催されたダバオ市の市長が、国際会議の来賓と食口を含めた四百人に歓迎の晩餐を提供しました。
ツ黴 国際指導者会議には、海外二十八か国から、ネパール元副首相はじめ、十数人の現職国会議員、そして宗教指導者など二百五十人が参席しました。文國進・韓国統一グループ会長が「強い大韓民国!」の講演をされた際には、三人の現職の州知事をはじめとする八人の市長、四人の現役の国会議員、そして多くの宗教指導者が四百人余り押し寄せ、大盛況をなしました。
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祝福会場では十数人の各宗教の代表が登壇して祈祷と聖水の和合式を行い、前・現職の州知事と現職のノイノイ大統領(Noynoy、ベニグノ・アキノ三世大統領の通称)の叔母であるマルガリータ博士が登壇して祝辞を述べました。前職、現職それぞれの州知事らも祝辞に立ち、「真の父母様は神様から送られたかたである」と強調し、真の父母様の偉大さを熱心に説きました。
ツ黴 特に、前職の州知事であり今回の大会の議長であるダトゥ・パックス氏は、UPF(天宙平和連合)の会員になったことが自身の人生の中で最も素晴らしい決断であり誇らしいことだと証ししました。そして、歴史の中で宗教の和合のために、このような祝福式を通して、和合の場を成した聖賢がどこにいるのかと問いかけ、真の父母様の偉大さを繰り返し強調しました。
ツ黴 続いて父母様を代身して登壇した、フィリピン分捧王の金孝律(キ繚コヒョウユ繚ス)先生は、すでにスピーチに長い時間を費やしたのを受け、祝辞の代わりとして「ダニー・ボーイ」を歌い、聴衆から盛大な拍手喝采(かっさい)を受けました。私たち夫婦(龍鄭植アジア大陸会長夫妻)が天地人真の父母様を代身して、主礼を行いました。
ツ黴 今回の韓国での真の父母様の祝祷がビデオの映像とともに流され、参加者は皆、真の父母様が臨在しておられることを実感しました。ある食口は父母様の祝祷の音声を聞いて、涙が止まらなかったと語りました。
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祝福式が終わって、州政府から準備された歓迎の午餐とともに、国際指導者会議に参加した指導者たちとミンダナオの全域から訪れたUPF代表者らを中心として、ミンダナオ平和出帆大会および三十七か所のUPFの支部創設の記念式が行われました。
ツ黴 文亨進UPF世界会長の代理としてUPFのトーマス・ウォルシュ理事長が、国際指導者会議の開会式と閉会式において、アベルUNに対する真の父母様の思想を証し、教育しました。
ツ黴 閉会式では州知事が父母様の偉大さとUPFに対する感謝を、繰り返し述べました。州政府からは父母様に対する感謝の気持ちを表して感謝牌が贈呈されました。
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Category: 特集